太陽光発電所の草刈りで、乗用型草刈り機
ラビットモアーRM983F
を操作する機会がありましたのでレビューします。
率直な感想は、
メッチャ楽ちん&早い
の一言(二言?)でした。
製造はオーレック
ラビットモアーを製造しているのは、スパイダーモアーなども製造している
です。
今回試乗したのは、イセキアグリブランド、このほかに、キョーリツブランドでもOEMされています。
何が違うかといいますと、ズバリ、
ボディーカラー
ですね。オーレックは緑、イセキは青、キョーリツは赤となっていて、好みで選ぶようになります。
最初見た感想は、
なんか、カッコワリー(笑)でした。
運搬は軽トラックでオッケー
ラビットモアーは、
公道走行不可
ですので、軽トラックで運搬します。
ハイゼットのノーマルの荷台に、桟橋をかけて積み込みました。
後ろのあおりを閉じることが出来ませんでしたので、ロープで縛ります。
道路交通法が最近緩和され、車の長さの20%までは積み荷がはみ出ていてもオッケーとなりましたので、心配はありません。
乾燥重量も、4WDモデルのRM983Fで338㎏、オイルを入れても過積載にはならないでしょう。
現場に到着、桟橋でゆっくりと下ろします。
太陽光発電所を刈りまくる、チョー気持ちいい
エンジンをかけ、いざ刈り始めます。
太陽光発電所の草刈りは、そんなに地際から刈る必要がありませんので、刈り高は一番高い80ミリ。
背丈ほどあるススキも、バリバリと刈っていきます。
2メートル以上ある、特定外来生物、オオハンゴンソウもバリバリ。
前進でもバックでも刈れますので、めっちゃ早いです。
刈り刃は、大雑把な刃がぐるぐる回転しているだけですね。
刈った草はある程度粉砕されます。
土に還るので、片付け不要、とカタログにありますが、場合によっては片付けなければならない現場もあると思います。
そうすると、大雑把に刈られた草の
刈り残し
が、目立ってしまうかもしれません。
タイヤで踏んづけて寝ているだけの草もあるかと思います。
まあ、これは草刈り機が大きくなればなるほど大雑把になってきますので仕方ないですね。
着座位置が低いことの長所と短所
この太陽光発電所では、パネルの下も草を刈らなければなりません。
今までは、スパイダーモアや刈り払い機などで刈っていたんですが、
ビミョーに腰をかがめる必要
がありました。
腰痛持ちの私には非常につらかったんです。
それが、ラビットモアーですと、着座位置が低いので少しかがめば余裕で入っていけるんです。
小回りはかなり効くんですが、向こう側で転回できなくても、
バックでも刈れます
ので、1.5往復で刈り終えることが出来ました。
もっとも、どうしても刈れない部分は残ってしまいますが、残りは外側から刈れますので楽ちんですね。
ただ、座る位置が低いため、花粉がもろに来ますので、花粉症の人はつらいかもしれません(もっとも、花粉症がひどい人は、職種そのものを考えたほうがいいかもです)。
刈り高最高で80ミリ、石ころには弱い
刈り高は、このレバーでワンタッチで変えることが出来ます。
一番高くて80ミリ。
それ以上の石ころ(こぶし大)があると、刃を痛めてしまいます。
基本的に、
石のないところ
平らなところ
での作業となります。
砕石の駐車場程度では平気で、太陽光発電所で気を付けたい、飛び石などもほとんど飛び散ることはありませんでした。
キャンバー走行は20度まで。ハンドル付近にゲージが付いています。
20度まで行かなくても、けっこう怖いので、ムリは出来ません。
終わったころにはカッコよく見えてきた(笑)
ナナハン(にはちょっと足りない726cc)の空冷カワサキサウンドをとどろかせ、気分はトップガンのトム・クルーズ。
一日草刈りを終えた後、その圧倒的な仕事量に、最初の印象と正反対に、
非常にかっこよく
見えてくるから不思議です。
値段も高いですが、仕事で償却出来るんなら、おすすめです。
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