薪割り機を収納する小屋を、廃パレットと波板のみでDIYしたのですが、強度がヤバく、つぶれそうでしたので、冬が来る前に建て直そうと思います。
材料は古い枕木などを使い、できるだけお金をかけずに作って行きたいと思っています。
今度はつぶれないよう(笑)
まずはつか石をしっかりとならべていきたいと思います。
まずは古いほうの撤去
もともとあった小屋は、合材でできたパレットで作りました。
あまり質の良いパレットではなかったのですが、タダだったので。
その横に、昔烏骨鶏を飼っていた小屋があり、その中のガラクタなどを片付けます。
田舎暮らしでは、こういったプラスチックの大型のガラクタがどんどん増えてきますね。
薪の上に見える枕木が、今回の構造材となります。
この枕木が乗っかる、つか石を設置します。
束石は全部で6個、丁張は建てません
と、その前に、小屋の下に並べてあった、インターロッキング(これもタダでもらった)を外していきます。
小屋が出来たら、また並べようと思います。
今回ならべる束石は、20センチ角のコンクリートのブロック。
こちらも、廃材をもらったものですが、ホームセンターで買っても、1つ\1,000くらい。
数は全部で6個。
6個くらいなら、丁張(ちょうはり)を建てて水糸を張るより(この作業に時間がかかる)、コンベックスと水平器のみで正確に並べることが出来ます。
ポイントその1、それぞれの水平を正確に
まず、全体の寸法を決めます。
今回は、長いほうが180㎝、短いほうが160㎝。
今ある材料と、買わなくてはならないツーバイフォー材の寸法を考慮したサイズです。
ブロックの下に10センチの砕石を入れ、角材で転圧します。
この後、ブロックを置き、距離を計って反対側にも置きます。
それぞれの水平が取れるように、ぬき板を渡して水平器で確認します。
何度か砕石の調整をやっていると、水平と間隔がぴったりとなりました。
この時の水平が取れていないと、測る距離も斜距離になってしまいますので後で苦労することとなります。
ポイントその2、対角線を一致させる
小屋づくりで大事なことは、最後にのせる屋根材が、
直角なもの
ということです。
今回は、ポリカ波板を買ってきて乗せようと思っているのですが、
その下地も直角に
作って行かなければなりません。
でないと、最後に、屋根と下地がずれてしまって、
DIY感満載(笑)
な小屋組みとなってしまうのです。
このため、最初の作業である、このつか石も、直角に据えなければなりません。
そのためには、4つの束石を置いた時点で、
対角線の距離を一致させる
必要があります。
それぞれの間隔があっているのに、これが一致しない場合、その四角は
平行四辺形
になっています。
これを合わせるためには、どちらかの2個を
平行に移動
させればいいのです。
測り方はコンベックスでそとそとでの距離を測るのが簡単です。
これで正確に基礎が出来ました
何回か微調整すると、
- 束石6個同士のそれぞれの間隔
- 出来た2つの四角形のそれぞれの対角線の距離
- 束石同士の水平
- 束石それぞれの水平
が、すべて一致しました。
ちなみに私の、対角線の距離の許容範囲は、
プラスマイナス1㎝(笑)
となります。
もっと細かい性格の人は、ミリ単位でお願いします。
ブロックが20センチですので、地盤には15㎝くらいの勾配があったことがわかります。
これで、いちばん気の重かった、古い小屋の撤去と基礎の部分が終りました。
雪が降る前まで(笑)
には、薪割り機の小屋を完成させたいと思っていますので、お楽しみに。
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