私が信州に住み始めて、仕事や自宅の山林などで伐採を始めたころ、そんなに太い木を切ることはめったにありませんでした。
45㎝くらいで、
太いなー
と思ったものです。
諏訪大社の
御柱(おんばしら)
のように、山の中には、太い木もたくさんあったんでしょうが、あんまり私が切ることはなかったんです。
それから約20年・・・
最近の伐採は太い木ばっかり
私もすこしは成長しましたが、木はもっと成長しています。
先日の特殊伐採では、一番下の元玉の直径が85cmありました。
参考記事>>スチールMS261C-Mで特殊伐採、さすがに疲労困憊しました
このスチールMS261cmには、標準の20インチ(50㎝)バーがついているんですが、ようやく刃が届いた感じでした。
このころから、もう少し長いバーが欲しいと思い始めました。
どうせなら60ccのハスクバーナ560XPに
長いバーを付けるなら、チェンソーの排気量が大きいほうがいいので、ハスクバーナ560XPに24インチ(60㎝)バーを付けることにしました。
560XPで、こんな細いカラマツを切っている場合ではないのですよ。
参考記事>>ハスクバーナのプロ用チェンソー 560xpとバローべのクサビでカラマツの伐採【中級編】
ハスクバーナ560XPのバーは、ツムラのOEMですね。
スチール261CMも確かツムラだったはずです。ツムラブランドのほうがちょっと安いです。
バーを替えるときは、一緒にソーチェーンも替えないといけません。
ピッチとゲージは一緒で、コマ数のみが変わります。
バーのケースに
.325
88コマ
と書いてありますが、購入するときに教えてもらいましょう。
ソーチェーンの箱にもマジックでなぐり書きされていますが、なんのことかよくわかりませんね。
オレゴンの呼び名では、
21BPシリーズのソーチェーンの88コマ
という意味です。ハスクでの呼び名は
H25です。
さっそく太目の赤松を切る
60㎝バーに付け替えて、スパイクから先端まではかると、
53㎝
ありました。早速直径60㎝の赤松を切ってみます。
一発では切れませんでしたが、50㎝バーより余裕がありました。
バーが長くなったので、取り回しは悪くなります。
あと、反発力も結構ありますねー。
どんな組み合わせでも、使い始めはすぐにソーチェーンが緩みますので、こまめに張りなおします。
直径1メートルの大物も!
私自身、直径1メートル以上の木を切ったのは初めてでした。
ドイツトウヒです。
このバーがなければ、切れませんでした。
ちょうど、560XPの全長も1メートルになります。
結構長いなー。
サヤは、そのままでも良さそうですが、しまう場所はちょっと考えないといけませんね。
こちらもおすすめ>>ハスクバーナ545 ウチにあるチェンソーの紹介
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