山暮らしでは、エンジン式ブロアーがあると次のことに役立ちます。
- 庭の落ち葉掃除。
- 屋根の落ち葉掃除。
- 車の中の掃除。
ドアを全開にして、すべて吹き飛ばします。高級車不可。 - 焚火の火力アップに。
火災に注意。
今回の記事では、スチールとゼノアのエンジン式ブロアーのフラッグシップモデルである、
スチールBR800C-E
と、
ゼノアEBZ8500
の比較をしてみたいと思います。
スチールBR800C-E
いよいよ、スチールにも、大排気量のブロアーがラインナップされました。
79.9ccのエンジンです!
隣のBR420がおもちゃのように見えます。
満を持して登場しただけあって、大風量のほかにも、細かい点でよくできていると感じました。
一度背負ったら、おろさなくてもいいよ
サイドスターター。
素晴らしいの一言!
重量が10㎏以上ありますので、背負ったり降ろしたりはしんどいんです。
かといって、ずっとエンジンをかけていると、風の影響をうけて、特に屋根掃除なんかでは危ないんです。
エンジンは、あったまってさえいれば簡単にかかります。
登山用のザックのように、チェストバンド、ヒップバンドがついていて、調整はワンタッチです。作りがしっかりしてますねー。
ずっと背負っていても疲れません。
ノズルの長さ調整も、背負ったままできます。
ここがネジになってますので、緩めて伸ばすだけです。
スチールのエンジン式ブロアーが優れていると思うのは、この
マルチファンクションハンドル。
片手で、オンオフ、風量調節とロックができますので、片手はいつもあいているんです。ここのポジションも調整可能。
この下の、小屋根を掃除したくて、ロープで確保しながら操作。
もちろん、安全帯をしているんですが、姿勢の制御には、片手でロープをつかむと安定します。
まさに、
屋根掃除の為のブロアー
と言ってもいいでしょう。
ノズルをここにひっかけて、コンパクトに収納可能。芸が細かいですねー。
ゼノアEBZ8500
ゼノアのEBZ8500は、これまで、圧倒的な風量で、ブロアーの頂点に君臨していました。
重量は10㎏以上あります。スチールBR800C-Eよりは少し軽いです。
排気量は75.6ccで、今となっては、スチールより少し小さいんです。
風量は、もうこのクラスになると圧倒的に強くって、違いはあんまりわかりません。
一時、キャッチフレーズに
砕石をも吹き飛ばす
とありましたが、ホントです。自分も吹き飛ばされそうになります。
ですので、ガラスには注意したほうがいいかもしれません。
ここが、ゼノアのちょっと惜しいところ。
まず、背負いベルトの作りが、ちゃちいです。ヒップベルトも付いてません。
操作は、左手の操作レバーを倒して操作します。両手でブロアーを持っていますので、安定感はいいんですが、先に述べたように、屋根掃除でロープをつかんだり、下に落ちている枝を拾ったりするときは、ちょっと面倒です。
その操作レバーの取り付け部分のネジが外れて、バネやらナットやらが紛失。
その日は、そのまま作業を続行しましたが、後日、自分でバネを購入してきて、ダブルナットとネジロック剤で固定。
ここだけ折りたたんでも、そんなにコンパクトにならないんですが・・・
ここに、エアークリーナーがあります。メンテナンスしやすく、エンジンが長持ちしそうです。
スターターロープは一番後ろにあって、再始動にはいったん下ろさなければなりません。
ゼノアお得意の、ストラトチャージドエンジンの始動性はいいですね。
2台とも、大排気量、圧倒的風量でサッサと仕事を終わらせます
こーんな落ち葉だらけのテラスも、
約10分で掃除完了。
2台とも、重量はそれなりに重たいですが、仕事は早く終わります。
耳栓は必需品
ブロアーを使う際は、耳栓は必需品です。
私は、アンボプロテクターという、フェイスシールドと耳栓付きのヘルメットを装着しています。
簡易的な耳栓でも、疲れ方が全然違うので、準備しましょう。
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