建物のウラの白樺が枯れていて、危うく倒木となって建物に倒れそうな白樺が、
サルナシのツル
に引っ掛かって寸止めされていました。
安全に倒すために結構苦労しました。
ツルを伐らなきゃ倒れない
白樺は、根っこの部分から倒れていて、ツルに引っ掛かって止まっています。
ツルが倒れるのを止めているのか、根っこの方でまだ踏ん張っているのかがよくわかりません。
でも、ツルを伐らなきゃ倒れそうもありませんが、
高枝切りノコギリ
をいちばん伸ばしても、届かなかったのです。
仮に届いたとしても、傾いた白樺の下で作業しなければならず危険でした。
高枝切りノコギリはこちらを使っていますが、ツルを切るのはツル自体がゆらゆらするため苦手ですね。
ツルだらけのカラマツに登る
白樺にチルホールをかけて、建物の方には絶対に倒れないようにテンションをかけておきます。
そのあと、からんでいるツルの本体が伸びているカラマツに登って、ツルを切り離す作戦です。
ジャックと豆の木
のような太いツルの絡んだ、カラマツにはしごをかけて登り始めます。
カラマツは、ツルに引っ張られていてそちらに傾いています。
空中で切ることになるので、ツルを切るのにチェンソーは結構危険です。
キックバックやはじかれたりして危ないのです。
特に、足場の悪い木の上。
ここは手ノコで挑みますよ。
はしごの高さでは全然足りませんので、ランヤードをかけて登っていきます。
ツルに行く手を阻まれ、なかなか登れません。
そのたびにランヤードをかけなおすので、ランヤードは2本必要です。
参考記事>>
サルナシの実って美味しいんです!
途中まで登ると、サルナシに実がついていました。
サルナシはマタタビやキウイフルーツを同じ仲間で、熟した実は食べられます。
今日のサルナシはもう完熟で、一度霜にもあたったようで、とても美味しい。
マタタビはその実を食べて
また、旅にでる
というほど滋養にとんだ木の実ですし、サルナシはお猿さんたちが食べるデザート。
木の上でサルナシを頬張るわたしも、サルのように木登りできるかな~
そんなことを考えながら、てっぺん付近に到着。
てっぺんの方には、となりの木から伸びてきた、山ぶどうのツルも絡んでいて厄介。
残念ながら、山ぶどうの実は1つもついていませんでした。
山ぶどうも、一度霜にあたったやつはびっくりするほど美味しいんです(アイスワイン作れるよ)。
全て手ノコで切ってから引っ張り倒しました
登ったカラマツからのツルをすべて切り終えても、白樺は倒れませんでした。
まだ、山ぶどうのツルが横から伸びてきているからです。
とりあえず、チルホールで引っ張ってみることにします。
登って切るのは、もう疲れましたよ。
引っ張ると、白樺はすぐに倒れました。
根っこから倒れたのです。
今日初めてチェンソーを使って片付けします。
中は腐りかけていて、倒れる寸前でした。
途中で折れて、空中でぶらぶらしていても厄介ですもん。
ごほうびにサルナシ食べ放題
無事に倒れた白樺には、たくさんの完熟した果実が実っていて、食べ放題。
あんまり食べたので、口の中がイガイガしてしまいました。
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