3月は、雪が降ったり雨が降ったり。
土の中はまだ凍っていたりするので水はけが悪く、ウチの入り口が泥でぬかるんでしまいました。
ダンプで再生砕石を運んでもらう
一番安い砕石は、再生砕石です。
再生砕石とは、コンクリートやアスファルト舗装の廃棄物を、再び砕石に加工したものです。
リサイクルの観点からは、非常に
サステイナブル(持続的な)
な砕石とも言えます。
再生砕石の特長は、
- 非常に安価です。このあたりでは2トンダンプ一台3000円位。
- アスファルトが多いと色が黒いものが多い。
- コンクリートが多いとコンクリートっぽい色。
- 鉄筋や針金が混ざっていることがある。手で拾わないとタイヤがパンクすることがある。
などです。
短所を考えても、機能的には問題ないので、わたしは入り口にひいてみました。注意して針金を拾いましたが、全部で6本くらいでした。
針金などは、再生砕石以外でも混入していることもあります。
注意が必要です。
一輪車で運んで、ジョレン・レーキで敷きならす
この入り口は、うちの入り口なんですが、厳密にいうと
県道の敷地
なんです。道路を流れてきた雨水が、ここに流れ込んでぬかるんでくるんですが、
ここにはお金をかけたくない
ので、一番安い砕石を使っているわけです。
とはいえ、わたしはプロですので、仕上げにはこだわります。
砕石や砂をならすのなら、
金象印のステンレスレーキ
以上の素晴らしい道具を私は知りません。
これもまた、金象印のジョレンで大まかにならしておいて、仕上げはこのステンレスレーキでならすと、素晴らしく平らにならすことができます。
ぬかるみは解消
砕石をならした後、転圧機で固めるといいのですが、持っていませんので、足で何度も踏み固めました。
車で何度も踏んでもいいかもしれません。どっちみちクルマでまいにち通りますので、そのうち落ち着いてくるでしょう。
ランドスケープとしての砕石
入り口の砕石敷きは、どちらかというと土木工事でした。
ガーデナーとしては、庭に使う砕石はキレイなものを使いたいんです。
こちらは外水道のシンクに、水はね防止にいれたガーデンストーン。
1袋400円を5袋使用。ホームセンターではきれいな砕石が袋に入って売っています。
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家の周りには単粒砕石がおすすめです
こちらは鉄平石の飛び石の周りにいれた、単粒砕石。鉄平石は諏訪地域に産出する、平らで薄っぺらい石です。
単粒砕石の方が、砂の混じった砕石、
クラッシャーラン(砕いたままの砕石、切り込み砕石などともいう)
よりも水を跳ね上げませんし、雑草も生えづらいです。さらに、
ザバーン防草シート
などを先に敷いておけば、ほとんど草が生えてきません。
家の周りの雨が落ちる通路
犬走り
には、ぜひとも施工したいですね。
こちらは、2トンダンプ一台10000円位です。
アンツーカー砕石(レンガチップ)もきれいですが
レンガを粉砕した、
アンツーカー
という素材があります。陸上競技場などの舗装にも使われている、あの、赤い土のような色の素材です。
レンガチップとも呼ばれます。
これも、
再生砕石
の一種ではあります。
ただ、クラッシャーランのため、草は生えてきます。
色はキレイなんですけどね。
値段は、一般の砕石の5倍はします。
石灰岩の白っぽい砕石
枕木で階段のアプローチを作ったところに、白い砕石を施工した例。枕木が黒っぽいので、コントラストが綺麗ですね。
階段などの斜面には、単粒砕石だと足が滑って危ないので、普通の砂の混ざった砕石のほうがいいでしょう。
砕石は建材屋さんに相談
色々な砕石がありますが、ガーデニングに大量に使いたいのであれば、建材屋さんに相談するのがいいと思います。
少しでしたら、ホームセンターでもいいですし、ネットでも売っているようですが、重さがかなりありますので、送料が結構かかりますね。
地域の建材屋さんや、生コン屋さんでしたら、ダンプで運んでくれるかもしれません。
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