近所の製材所に、仕事で必要な角材を頼んだ折に、たくさんの端材を頂きました。
製材所としてはこれは処分費もかかるし、社長は私が薪ストーブを使っていることも知っていましたので是非薪にしてもらいたい、とのことでした。
樹種はカラマツ、割と細かい板状に挽いてありましたので、さらに細かく割って焚き付けを作ってみました。
焚き付け作りの定番、キンドリングクラッカー
薪ストーブの焚き付けづくりと言えば、キンドリングクラッカーが有名です。
お母さんが焚き付けを作るのに苦労しているのを見て、娘が考案したといわれる薪割り台です。
アイテムとしても魅力的、割ってある薪をさらに細かくするには、とても便利そうだと思います。
ただ、お値段は結構しますよ!
私は薪を生産していますので、その際に出る大量の木の屑がありますので、わざわざ焚き付けを作ることが無いんです。
今回頂いた材料も、幅が広く、キンドリングクラッカーには入りそうもありませんでした。
そんな理由から、今回は手元にあるものを使って焚き付けを作りたいと思います。
まずは丸ノコで切り刻みます
もらった板材の長さは4メートル20センチ。
35㎝で切っていけば12枚取れます。
今回このために、35㎝が測れる丸ノコガイドを購入。
ガイドがあれば切るのは簡単でしたが、すべて切り終えるのに、半日かかりました。
枕木に挟んで割りまくる
細かく切った板を、枕木の薪割り台に乗せて割ります。
長い枕木の上に、細かい枕木をふたつ乗せ、ゴムで挟んで板を固定。
両刃のナタと手斧で割っていきます。
薄い板材は両刃のナタで、少し厚めのものは手斧で割ります。
全部割るのに、これまた半日かかりました。
うまくいくと、飛び散ることなくすべてきれいに割れます。
毎日少しづつ、暗くなっても割り続けます。
愛犬のジーニーが、検品中(笑)
両刃のナタは、かなり昔にホームセンターで購入した、高儀のものです。
手斧はグレンスフォシュ、ハンター斧です。
こちらもキンドリングクラッカーを取り扱っている、ファイヤーサイドから購入できます。
最後はタガに詰めて42束できました
最後は、タガ詰め。
タガは薪のタガに詰めます。
最近は薪の販売も軽トラック単位で売ることが多く、苦手なタガ詰め薪は作っていませんが、薪よりはラクに詰めていくことが出来ます。
参考記事>>
手斧できつくなるまで叩き込めば完成。
2日かかって42束、500円では元が取れない(笑)
トータルで2日かかって完成した焚き付けは、全部で42束でした。
1束500円で販売すると、21,000円。
材料がタダでなければ完全に赤字となります。
もったいないので、販売はしないことにしました(笑)
ウソです。
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