我が家の水源は、敷地内に掘った井戸のみです。
そのため、チェーンソーのチェンオイルには、生分解性のものを使っています。
昨年まで使っていた生分解性チェンオイル、
BOLL チェンオイル
が、冬に固まってしまい使えなくなることから、固まらない生分解性チェンオイルを探していました。
参考記事>>生分解性チェンオイル【BOLL-BC4K】が凍ったのでメーカーに問い合わせてみた
ハスクバーナから、生分解性のオイルが出ていましたので使ってみたところ、凍らずに使えましたのでレビューします。
気温はマイナス5℃、BOLLはゼリー状に
今朝の気温は氷点下5℃。
薪の玉切りをしようと、チェーンソーを準備します。
もったいないので、夏の間に、買ってあったBOLLのチェンオイルを使って、半分くらいは消費したんですが、今朝見てみると、
ゼリー状に固まっていました。
マイナス7.5℃で固化する、と、メーカーから回答を頂いておりましたので、もう少し寒くなると完全に固まると思われます。
これでは、マイナス15℃にもなるこの山の中では使えませんので、ハスクバーナーの生分解性のオイルをポチってありました。
ハスクのオイル、流動点はマイナス36℃
左が、同じ条件で屋外保管していた、
ハスクバーナ XガードBIO
氷点下5℃では、まったく硬くなっておらず、逆にさらさらしています。
右のBOLLチェンオイルは、横にしてもほとんど出てきません。
仕様を見てみると、流動点は氷点下36℃。
このあたりで最も寒い日でも、氷点下15℃くらいですので問題はなさそうです。
直接給油するのは至難の業
ビーゴオイルのふたを開け、紙の封をはがし、直接給油してみます。
予想通り、ビーゴオイルはビタビタとこぼれてしまいました。
雪の上にこぼれたオイルを見てみると、色は黄色っぽいです。
しかし、いくら生分解性とはいえ、必要以上にこぼしたくありません。
BOLLチェンオイルには、注ぎ口にコックが付いていて、直接チェンソー給油しやすかったのです。
ビーゴオイルには、このコックや手持ちのノズルなどでフィットするものがありませんでした。
今日はガマンして、なるべくこぼさないように
エイヤッ
と給油するほかありませんでした。
そろそろ、こんなコンビ缶が必要になってきました。
難点はちょっと高価なことです(笑)
そもそも、チェンオイルの中では、生分解性のオイルは割高となっています。
でも、環境を守るためには仕方ありません。
BOLLチェンオイルを選んでいたのも、いちばんコスパがよかったからなんです。
ビーゴオイルBIOは1リットル当たり、1,000円前後。
もっと大きい20リットル缶なら、リッター当たりの単価は下がりますが・・
私の使い方では、使い切る前に変質してしまいそう。
こちらもおすすめ>>チェンソーの混合油【50:1】の作り方と保管方法
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