近くの別荘地に別荘がある、東京都国立市のMさん。
以前も、庭に重ねてあった、薪の原木を薪にしてあげたことがあるんです。
その原木は、東京から運んできたものだといいます。
また、同じように、東京から原木を運ぶので、薪にしてほしいとの依頼がありました。
別荘地では好き勝手に仕事ができないのでウチに運んでもらう
Mさん宅の、出入りの造園業者さんが、ユニックのついた2トントラックで原木を運んできました。
Mさん宅は、東京で、出入りの造園業者があるほどのご家庭ですので、察するに、
超お金持ち♪
と、思われます(別荘がある時点で察っせますよ)。
この別荘地では、好きな時に作業ができませんので、ウチに運んでもらいました。
参考記事>>別荘地で【薪ストーブ】を楽しみたい際の注意事項
2トントラックに、コンパネであおりをつけ、山積みに目いっぱい。
高速ではなく、甲州街道できたそうです(過積載で捕まる?)。
下ろされた原木は、この辺りでは見慣れない木ばかり。
その中の大きな原木、薪ストーブ愛好家たちに
エノキング
と呼ばれ、たてまつられている、エノキの原木です。
直径40㎝、長さ80㎝のエノキは、人力で下ろすことができませんでした。
2人でトラックでやってきた、造園業者さん。タケノコ、ごちそうさまでした。
この配送料が、いったいいくらかかったのかは、わたしにはわかりませんが、わたしなら、
5万円
は、欲しいところです(笑)
エノキングも機械なら簡単に割れます
重くてかたい、エノキングですが、薪割り機であればさほど苦労せずに割ることができます。
薪は、カラカラに乾いた音がします。伐採されてから、けっこう経っているようです。
エノキの比重は0.62
それほど重いわけでもないんですね。
このほかにも、カキ、サクラ、ケヤキなど、東京の庭にありそうな木々が、どんどん割られていきます。
中には、ふかふかになって、薪にならないような木も結構ありました。
割って運んで積んで、いったいいくらかかったの?
私の家から、Mさんの別荘までは車で10分。
毎日、夕方に一台づつ運び込みます。
車からは、一輪車でアプローチを降りていき、3カ所に積みこみます。
薪小屋にも積み込みます。
玉切りの長さがそろえられず、長さがまちまちですので、積み込みが難しいんです。
すべてを積み込んだところで、体積の計算をしてみます。
一つ一つの薪の長さがそろっていませんので、概算なんですが、
約340束
の薪となりました。
作業代と、薪にならない腐った原木の処理料とを合わせて、今回の請求額は、
68,000円(税込み)
となり、
1束あたり、約200円
の薪となりました。
高いか安いか?
私としては、
エノキング
を初めて玉切り、割れたことで、貴重な体験をさせていただき、さらに賃金もいただいて、
感謝!
しかありません。
1束200円の薪であれば、かなり経済的ではあります。
何より、東京では、お金を払って、伐採した樹木を処分しなければならないということです。
その処分料が、私の作業料よりも高ければ、かなりの節約になります(配送料もありますが)
。
ただ、冒頭にもふれましたが、Mさんは
超お金持ち
ですので、そんな計算よりも、伐るしかなかった木々を、有効に利用したいという、
サスティナブル
な価値感での、今回の薪割り依頼だったのかな、と思っています。
こちらもおすすめ>>薪を配達した後、灯油を買いに行く お金を介してエネルギーを交換したようなもんです
コメント