家を建てるなら、ぜったいに薪ストーブが欲しかったので薪だけはたくさん作っておこうとおもいました。薪にする木はならたくさんあります。
「とりあえず斧が必要だ!」
実は斧はすでに持っていたんですが、好きなんです、斧が。
そこで私のウチにある斧たちを紹介したいとおもいます。
グレンスフォシュブルークス 薪割り鎚
蓼科湖に上るビーナスライン沿いに、ストーブハウスという薪ストーブの店があって薪ストーブのほか輸入雑貨、斧なども売っていて見ているだけでも楽しいところです。
そこにあったグレンスフォシュブルークス 薪割り鎚が超カッコ良くて一番大きいやつを買いました。持った感じは結構重い。女性には重すぎるかもしれないですね。
このメーカーの斧は買うと「 斧の本 」がついてくるんですが、それはいらないからもう少し安くしてほしいかな。
しかし、使い勝手は最高です。何より壊れないです。20年保証となっていますが、もう20年以上使ってしまいました。その間壊れたことはないのです。皮のケースのカシメが壊れたくらい。このケースがまたカッコイイのです。
この”鎚”のタイプは反対側がハンマーになっていて、これでクサビなどをたたくこともできるし、ハンマーでたたかれる事もできます。なので一回目の振り下ろしで丸太に食い込んだ時に、ハンマーでたたくことで割りにくい薪も割ることができます。
注意したいのはそんな時に柄の部分を叩いてしまうと、柄が折れてしまうかもしれない事です。
しかしそれでも割れない頑固なやつがいて、斧が食い込んだまま取れなくなってしまうことがあります。そんな時はコイツの登場です。
グレンスフォシュブルークス 薪割り楔 460
このクサビは、食いつきがよく、さらに少しねじれているので頑固なまきも簡単に割ることができます。薪割り鎚で割れないときに、その横の割れ目にねじ込んでハンマーで叩いていきます。もしくはクサビが二つあればさらにいいかもしれないですね。
私はクサビは一つなので、鎚の補助で使っています。
クサビと大ハンマーの組み合わせは、一番安全な薪割りシステムかも。女性にもおすすめだとおもいます。大ハンマーはいろいろな重さのものがあるので、自分に合ったものを選びたいですね。
写真には石頭(せっとう)ハンマーと大ハンマーが写っているけれど、大ハンマーは杭を打ち込むときに、柄のほうをたたいてしまって柄を折ってしまいました。
そこで短めの柄に付け替えてやると、とても使いやすいものとなりました。
肘につっかえて片手でも使えるし、両手でも使える。両手づかいの時には、長い柄よりおなかにつっかえなくていいと思います。
ホームセンターの和式 薪割り斧
ホームセンターでわりと普通に売っている斧。一番最初に買った斧です。
和式の斧は、刃先から急激に刃が厚くなっていて、硬いナラなどは食い込まないことがあります。
生半可な気持ちで振り下ろすと、跳ね返ってくるときがあります。針葉樹を割るにはいいかもしれないけれど、私は広葉樹を割ることが多かったのでちょっと大変でした。
グレンスフォシュ薪割り(左)と比べると、それぞれ薪割りにたいする考え方の違いが見えてきますね。
わたしの好みはグレンスフォシュ薪割りのほうだったので、こちらの和式斧はあまり使わなくなってしまいました。値段はだいぶ安かったのだけれど・・・
サヤもビニールでやすっちい…
グレンスフォシュ ハンター斧
見た目のカッコ良さだけで買った斧。最初はこれで直径10センチくらいの細い木を割ろうと思ったのです。しかし、軽いのと、刃が薄いためにあまり割れなかったんです。
なので、薪割り機(すいません。機械もつかってます・・)で割れないときにこの斧で切り裂いていって割る感じ。でもそれにはちょっとデカイ。その用途のために作ったバーコの手斧(改)が来てからはあまり薪割りには使わず、立っている木を伐倒する際のクサビの打ち込みに使おうと思っているけど、そのチャンスはまだないです。きっと軽すぎる気がするケド・・・(その時はまた報告します。)
バーコ 手斧(改)
グレンスフォシュのハンター斧の前に購入していて、細い木を割ろうと思ったんですけど、これも刃が薄かったですねー。
無理をしたら柄が折れてしまいました(ハンマーでたたいたんです)。
腹が立ってしばらく捨ててあったんですけど、ふと思い立って極端に短い柄をつけてみました。
グレンスフォシュにもハンドハチェットっていうカッコイイのがあるんですが、もう予算オーバーなんです。
そこでつるはしの柄(1000円くらいだった)の膨らんだほうを握りにして(写真のひもがついてるほう)加工して付け替えたんです。この斧は薪割り機の補助に最高で、腰袋に入れて、いま一番使われている斧ですね。
補足 その他薪割りにあると便利な道具
写真の右のほうに移っているのがトビ。薪を割るとき以外にも、玉切りするときに丸太を移動したり、凍った丸太を引きはがしたり、遠くの丸太を引き寄せたりと、一本あれば重宝します。
こういう道具は、ともすると荒っぽい扱いを受けて、柄が折れてしまうことがあります。そしてしばらく放っておかれ、新しいやつを買ってしまうんです。
気が向いたときに柄を直し、だんだんモノが増えてくることのなりますが、トビの柄だけは非常に高価なので、そこらにある適当な木を加工して作り直したいものです。
トビの柄にも短い柄をつけると、また違った便利さがあります。
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