久しぶりに晴れた日曜日。梅雨の合間なのか、梅雨が明けたのか。
娘が小学校に入学したときに植えた記念樹の、ブルーベリーがたわわに実り、木がしなってしまいました。
そのブルーベリーをつまみながら、春先に作ったキノコの原木を本伏せすることにしました。
今年は雨が多かったので、あんまり水をかけなかったけど・・
キノコの原木の植菌は、桜が咲くまでに行わなければなりませんでした。
参考記事>>ボッシュ コードレスインパクトドライバー GDR18V-ECでキノコの原木を作る 電動ドリルより楽チン
原木を作った後、晴れた日が続けば、たまに水をかけたりしていましたが、6月に入ってからは雨が多く、ほとんど水をあげていませんでした。
シートもずっとかけっぱなし。
原木はどうなっているでしょうか?
しっかり菌がまわっていました
キノコの原木のことを
ホダ木
といいます。植菌して、ホダ木になることを、
ホダ化
といいます。
シートの下の原木には、木口に白い
菌糸紋
が見られ、ホダ化は成功したようです。
黒いゴムタケ(食べられる!)が付いていますが、シイタケの生育にはそんなに影響がないようです。
こちらはヒラタケの原木。あんまり菌糸紋はついていませんが、もう本伏せする時期なので一緒にやっちゃいます。
なめこ・ヒラタケは半分地面に埋めます
キノコも野菜と一緒で、同じ畑で同じものを作り続ける、
連作
は、あんまりよくないとされているんですが、ほかに場所がないので仕方ありません。
まずは、もうキノコが発生しなくなった古い原木を取り除いて、ジョレンで整地します。
真っ白に腐食した古い原木に、コクワガタがいました。
あたらしい原木には、ミヤマクワガタのメスが。
夏ですねー。
地面に並べて、土(というか腐葉土)を適当にかけて完成。
キノコが出るのは、来年の秋です。
シイタケは、横木に立てかけるだけ
信州の人のキノコ採り好きは有名ですが、シイタケを作り始めたころ、明らかに人の手によってなくなっていることがありました。
そこで、立ち入り禁止の看板を立てたんですが、今度はシカが庭に侵入してくるようになったんです。シカは字が読めませんからね。
そこで、柵代わりにシイタケの原木を立てかけているんですが、ここのロープが切れてしまって、シカが自由に入ってきていたようです。
もうすぐ咲くかなー、と楽しみにしていた
ヤナギラン
が、ほとんど食べつくされてしまいました。
このほかにも、妻がハーブティーにしようと楽しみにしていた
コモンマロウ
やギボウシ、アジサイアナベルまで食べてありました。
オノレー。冬になったら食べちゃうからな。
参考記事>>シカ肉のおいしい食べ方 タタキと燻製を作った
ここに、ホダ木を立てかけて、ロープを張りなおしました。これでシカも通りにくくなったと思います。
最近のシイタケの菌は、本伏せした年の秋には、出てくることがありますね。
ついでに、古いシイタケのホダ木を
天地返し
したところ、季節外れのシイタケができていました。この時期のものは、虫も多く、あんまりおいしくはありません。つけっぱなしはよくないので、むしり取って処分。
参考記事>>シイタケ原木の天地返し ハタヤホースリールで散水
一輪車のノーパンクタイヤが壊れたので、チューブタイプに替えました
原木を運んでいた一輪車の
ノーパンクタイヤ
が壊れてしまいました。実は、ノーパンクタイヤは山暮らし向きではありません。
オフロードでは、空気を入れて使う、
チューブタイヤ
のほうが、走りやすいんです。安いですし。
モンキーレンチ一本で簡単に交換できます。
参考記事>>ガーデニングをDIYで これだけはそろえたいプロが使うガーデングッズ10選
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