伐採するカラマツに、滅多に見ないほど
太いフジづる
が絡んでいました。
もはやツルではなく樹木です
からんでいたフジづるは、太いところで
30cm以上
の太さがありました。
倒したいのはカラマツの方で、フジづるはこのカラマツに絡んでいるだけ。
まずはフジづるの方を切り離します。
フジづるには、複雑な力がかかっていますので、チェンソーで伐る場合、はさまれやすいんです。
つる自体は非常に柔らかいんですが、挟まると厄介です。
2カ所を切断し、つるをぶら下がった状態にしてからカラマツを伐採します。
つるが多すぎて近づくのも大変
倒したカラマツのフジづるの間に、黄色スズメバチの巣がありました。
7段ほどある、巨大な巣でした。
真冬の今は、蜂はいなくて良かったです。
葉がおおい茂っていたころには、全く見えなかったことでしょう。
かなり高い位置にあったんですが、このあたりでもツルの太さが10㎝以上あります。
ツルに足をとられ、枝払いに近づくのも大変でした。
そういえば、この前切ったモミの木にもハチの巣がくっついていたっけ。
秋に、こんな木を伐採したら、ヤバいことになりそうです。
参考記事>>【超危険!】薪の山にキイロスズメバチが巣を作っていた!自分で退治する
フジづるは強い、いつかは倒れていたかも
フジが蔓延っている(はびこる、とはツルが覆い茂るっていうことでした)山の地面にも、やはり
ツルの根っこ
がはびこっていて、この強度はかなりのものです。
くだんのカラマツも、つるの方に引っ張られていて、かなり傾いていました。
フジづるの方が、カラマツの伸びより成長が遅いようで、いつかは引っ張り倒されていたことでしょう。
逆に、カラマツに引っ張られて、
つるが切れる、
ということはないようです。
御柱祭で巨大なモミの木を引っ張る太い綱には、わら縄と
ふじの根っこ
がいっしょに編み込まれていて、強度を出しています。
リースづくりできるかな
フジづるはクリスマスのリースづくりの土台によく使います。
今回倒したフジづるをリースにすれば、かなりの量が作れそうです。
太いところで、大きなリースをつくっても面白いかもしれませんね。
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