田舎の風物詩、今日はどんど焼きです。
そんな休日、薪ストーブが朝から調子が悪いなー。煙が逆流してくるんです。幸い、今日は暖かくていい天気。
そうだ、煙突掃除をしよう(しなきゃ)。
まずは薪ストーブが冷えるのを待つ
朝まで燠が残っていたので、中身を全部取り除いてもコンコードはなかなか冷めません。早く冷めないかなあ。
二次燃焼用の空気取り入れパイプをはずす
この穴の開いたパイプで、空気をおくりこんでるんですね。プラスドライバーで外します。このビスが熱によってかなりやせていたので、ステンレス製のタッピングビス(5mm径)に変更。
耐火れんがをはずす
パイプのうえに、耐火れんががあって、二次燃焼室をへだてています。乗っかってるだけなので、ずらして外すんですけど、レンガがあっついと落として割ってしまいます(経験済み)。
割ってしまったら、後ろ側のレンガと取り換えましょう(同じサイズ)。
参考記事>>薪ストーブ内の割れた耐火れんがを交換
続いてこの金具をずらして外します。これものってるだけ。
これで、煙突と燃焼室がつながったよ。
さあ、屋根に上ろう
実は煙突掃除の一番の難関は、屋根の上の作業だとおもうんです。落ちたらあぶないですからね。
私のウチの屋根は、勾配もゆるく、なんなら2階から煙突まで行けるのでそんなに危なくないんですが、ログハウスとかで、
カネ勾配(45度)
なんかだと、ロープで確保しながらでなくては超あぶないです。
こんな屋根は、業者に頼んでも余計にお金がかかるものなんです。
自家製スローラインで屋根に命綱をかけよう
そんなときは、きんちゃく袋(ペットボトルのカバーが使いやすい)に砂(石じゃダメだよ)を入れて、ヒモをつけて家の反対側に向かって投げましょう。
天窓があったりすると割れるかもしれないので、なるべく避けて投げます。
うまく向こうまでいったら、きんちゃくを袋を外して、そこに確保用のロープをつけて反対側に引っ張れば、
屋根の上に確保用のロープが通ったことになりますね(スローラインという専門品もあります)。
もやい結びでロープの端をしっかりとした柱、立ち木などに確保して、ロリップなどで自分を確保しながら作業をしましょう。
もやい結びやロリップの意味が分からない人は、やらないほうがいいかもしれない・・・
クライミングの道具にいいものがあります。写真左の
アッセンダー
です。任意の位置で自己確保できます。
安全帯のみでは、ロープで自己確保できませんので、必ずアッセンダーなどとセットで自己確保しましょう。
煙突トップをはずす
このバンドをゆるめて煙突トップを反時計回りに回しながらはずします。
屋根からおとさないように。
できればこの部分は地上で掃除したいですね。屋根がススだらけになっちゃうから。
このくらいススがつくと逆流するんですよね。
煙突ブラシでゴシゴシ
この煙突ブラシはバーモントキャスティングスの純正ですが、径が合えば何でもいいです。
ロッドを継ぎ足してゴシゴシしながら掃除していくんですが、反時計回りに回すと、ロッドが外れてブラシが置いてけぼりになってしまうかもしれないです。
それを救出するのは至難の業でしょう。
考えたくもないです。注意しましょう。
だいぶスッキリ。
こんなに落ちてました。もちろん、上での作業の時は扉をしめておきましょう。
手を突っ込んで、煙突のほうのススをかきだします。使い捨ての手袋をしないと、爪の間がまっくろに・・・
バケツ一杯ありましたー。
後は元に戻して終了。おつかれさまでした!
煙突掃除の用具は、100均で、300円もした製図入れと、車用のごみ箱にしまいます。
私の煙突は6インチでしたよ。
どんど焼きにいこう
うちの地区のどんど焼きは巨大すぎるんです。これが燃えると暑くて小一時間は近づけないんです。
まゆ玉は、うちに帰って薪ストーブで焼いてたべよ♪
こちらもおすすめ>>屋根にロープを張る 安全に屋根に登る方法
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