山暮らしの防犯対策として、ビーグル犬の番犬
リリー(メス)
という犬を飼っていました。何年も大きな吠え声で、我が家を守ってくれていましたが、老衰で死んでしまいました。
ペットを飼っていると、悲しい別れは避けられませんが、寂しさを乗り越えるために、リリーのワイヤードッグランの跡地に、
リリーズガーデン【ユリの庭】
を作ることにしました。
通販で球根を購入 でも来るのが遅い!
今でこそ、ネット通販でなんでも買える時代ですが、山暮らしを始めたころ、我が家にネット環境は整っていませんでした。
そんな時、大阪の園芸会社
の通信販売で、苗や種を買うのが楽しみでした。
リリーズガーデンを作ろうと思っていたころ、ちょうど国華園から、大阪らしくにぎやかで分厚いカタログが届きました。
妻が、リリーが安らかに眠れるようと、ユリの球根をいろいろと
100球!
ほど、爆買いしてしまいました。
でも、10月が終わっても、まだ届かないんです。もう、冬がまじかに迫っています。
11月中旬、もう冬ですが慌てて球根を植えます
標高1200メートルの信州の我が家。
秋植えの球根は、10月中には植えたいところでしたが、11月中旬にやっと国華園から球根が届きました。
霜柱が立つ中、慌てて球根を植えこみました。
もう、最後の方には寒くてイヤになってきて、適当に植えたのは私です。
どこに植えたのかわからない!
春になって、続々とユリが芽吹いてきました。
芽吹きは、時間差で次々と。でも、どこから出てくるのかわかりません。
ガーデナーとは、植物を植えて、すぐに忘れる人のことを言います。植える場所もないのに、植物を買ってきてしまう人々なんです。
鉄平石で通路を作りました
鉄平石は、我が諏訪地方原産の平らな石で、飛び石に使いやすい石です。
女性でも、頑張れば並べられるくらいの重さです(個人の感想です)。
一通り、ユリの発芽が終わったようなので、そのすき間を縫って通路を作りました。
庭造りとは、素敵な通路をつくること。
ターシャーテューダーが言います。
実際問題として、通路がなければ、庭を管理できません。
造園手法的に言えば、最初に、沓分け石という分岐になる石などをを置いて、その間に、バランスよく石を配置していきます。
順番的には、通路を作ってから、植物を配置したほうがいいです。
って当たり前ですね。
お風呂場の洗い場も鉄平石張り♪
霧ヶ峰から、諏訪盆地にかけて、鉄平石の採石場があります。
安山岩が、急激に冷却されて、板状節理が発達した層で、平らな面が多く、ガーデニングにも使いやすい石です。
建築にも使われますが、まれに、水分と凍結で、はがれることがあります。
毎日暮らしていれば平気だと思いますが、別荘に使う場合は注意が必要かもしれません。
ユリが満開に咲いたら、また記事にしますね。
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