草刈り機レビューシリーズの最終兵器として、
ニプロスライドモアTDC1200
を操作する機会がありましたので早速レビューしたいと思います。
不耕作地の救世主かも
ビニールハウスの中に伸びきった
オオブタクサとかセイタカアワダチソウとかヨモギとか
の、手ごわいやつ。
つぶしていってから、砕きまくります。
スゴイ、の一言。
草刈り、というより、草かき混ぜ。
のり面も刈れます
何がスライドかというと、草刈り部分がスライド&上下に動きます。
ただし、写真が目いっぱい伸ばしたところですので、これより上は刈れません。
古い26馬力のトラクターが、草刈り機として復活
スライドモアを装着されたのは、クボタサンシャイン26馬力のトラクター。
年式は不明。
なかなかカッコいいです。
ゴルフ場のようにはなりません
広い場所を刈っていくハンマーナイフモア。
一見すると、ゴルフ場のようにきれいに刈れているように見えます。
ちがう現場ですが、1週間後の状態。
頭だけむしれたオオハンゴンソウが、ツンツン。
でも、こんなところが急にゴルフ場のようにキレイになるはずがありません。
ゴルフ場は、毎日草刈りをしているのですよ。
このぶらぶらした刃で、かき混ぜてから、後ろにあるローラーで押しつぶしていくんです。
替えの刃は2枚1組で、シャックルでとめます。
刃が減ってきたら、ひっくり返せばもう1回使えます。
このヤバイハウスの間も、
数分で完了。
刈り払い機で刈ったら、みんな自分の方に倒れてくるやつです。
こんな人におすすめ
大きな畑を持っている農家なら、トラクターはすでにあると思います。
現役で、畑を耕し、作物を作っているのなら、草刈りは畔や土手だけになるでしょう。
そうではなくこんな人もいると思います。
- 実家が農業をやっていたけど跡継ぎの自分は農業をやらない。
- トラクターも(古くても)所有している。
- 実家の畑の周りの農家が、草刈りをしないとうるさい。
そんな人にはお勧めです。
ずっと後ろを見ていると首が痛かった
こちらは以前道路のわきを刈った、ツインモアー。
進行方向の左前に作業機があって、作業は楽でした。
スライドモアは、作業機が後ろで、畑のようなところはいいんですが、狭いところなどはずっと後ろを見ている必要があって、首が痛くなります。
バックではうまく刈れません。
また、小回りはききません。
取り付けるトラクターの性能に左右されます。
石にはやっぱり弱く、跳ね飛ばすこともありますので、こういった大型の草刈り機で草を刈る予定があるのであれば、数年かけて石を取り除く必要はあると思います。
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