年末の仕事納めは、29日まで。
もっとも、これは現場仕事の話で、年末年始は薪づくりの予定です。
今日、夕方に倒したサワラの木の枝払いが超大変でした。
枝払いをなめてはいけません
蓼科高原には、割とサワラの木が生えています。
ヒノキは、ほとんどありません。
名前の由来は、
ヒノキよりもさわらか(さわやか?やわらか?)
どちらも似たような樹木ですが、建築材としての価値はヒノキに軍配が上がります。あまり利用価値もないため、枝打ちなどの手入れはされていません。
午後4時過ぎに倒したサワラには、うんざりするほどの枝が付いていました。
造材作業で、枝払いは地味な仕事ですが、
- チェンソーが挟まる
- そのついでにソーチェーンが外れる
ことも多い、油断のならない作業なんです。
コツはチェンソーの重さを腕のみにかけないこと
倒れた木の枝には、その丸太以上に、どんな力がかかっているのか分かりづらいものです。
枝払いの際は、まずは枝にかかっている力を抜くことです。丸太から遠いところで、一度枝を切ります。
そのあと、幹の近くで枝を切ると、挟まれにくいです。
そのとき、丸太の自分側の枝を切るときは、
チェンソーを自分の膝に乗せるようにします。
真上の枝を切る際は、
チェンソーを丸太の上にのせて。
この場合は、枝は丸太の向こう側に傾いてるので、チェンソーの上刃で切ります。
丸太の向こう側の枝を切るときも、チェンソーは丸太の上に置き、
向こう側の刃を滑らすように
切ると、疲労が軽減されます。
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やっと造材が終わったら、仕事納めになっちゃった
玉切りまでの造材が終わったら、あたりはもう、薄暗くなっていました。
一緒に造材していた、ベテラン山師、Gさん、お疲れさまでした。
冬至が過ぎたので、少しずつ日が伸びていくんでしょうけど、暗い中のチェンソー作業は危険ですので道具を片付けましょう。
来週の月曜日には、雪が降る予報です。
雪が降れば、私は伐採仕事でなく、除雪作業に行かなければなりません。
この現場は、このまま年を越しそうですので、
山の神様
が腰かけるという、切り株のささくれを、キレイに切りなおしておきます。
なんでも、山の神様は女で、切り株に腰かけたときに、【あそこ】にけがをしてしまうということです。
新年早々、あそこにケガをしてもいけないので、ベテラン山師、Gさんの言うことも、たまには聞いておきましょう。
来年は、また薪の原木が手に入るよ♪
この伐採現場は、太陽光発電所の横の山林。
ホントに切りたいのは、発電所側に傾いた、太い雑木。
コナラ、桜、クリです。
目通り幹囲200㎝のコナラ。
直径約64㎝です。
来年早々、このような雑木を、約30本を伐倒しなければなりません。
かなり傾いていますので、簡単にはいかないと思いますが、薪にするつもりですので、今から楽しみなんです。
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