先日のブログで、4月の雪に悪態をついたばかりでした。
じつは、この4月1日の積雪で、八ケ岳の最高峰、
赤岳(あかだけ)
でなだれが起き、65歳の登山者が巻き込まれて死亡するという痛ましい事故が起きていました。
春先の重たい雪が、凍った根雪に積もって、雪崩が起きたんだと思われます。
雪崩は自分で防ぎようがありません。この時期の登山には、細心の注意が必要かと思われます。
3日後にまた大雪、もう許してください
それから3日後の今日、再び積雪がありました。
除雪に出動です。
仕事とはいえ、もう、飽き飽きしています。許してください。
今日は、メイヤースノープラウをつけた2トントラックでの除雪。
水分をたっぷり含んだ春の雪は重く、そこらじゅうで、枝が折れています。
こちらは、折れたコナシ(ズミ)の枝。
無理やり除雪車で押して、機械が壊れてしまっては困りますので、いちいち降りて、手でどかしてから除雪します。
参考記事>>カッコいい雪かきの機械
倒木で通行止めになってた
しばらくすると、けっこうな大きさのコナシの木が倒れていて、除雪車が通れませんでした。
倒れた木の皮を、この冬を生き延びたシカたちが、盛んにかじっていました。
足あとが、たくさんありますね。
除雪作業の際には、チェンソーを持っては来ていませんので、バックして下がっていきます。
手ノコぐらいは持ってるんですけどね。
カラマツの枝は、そこいらじゅうに落ちています。
数日あったかい日が続いていましたので、心なしか新芽が膨らんでいます。
山の木々も、暖かい日がありましたので、水分を吸い始めていて、真冬よりも柔らかくなっているんですね。
このように、木や電線に雪がくっついて被害がおきそうなとき、
着雪(ちゃくせつ)注意報
が発令されます。
また、これと同時に、
なだれ注意報
も発令されることが多いですので、山に行かれる際には、細心の注意が必要です。
そんな時には、注意して行動するのではなく、
行動しない
という選択肢もあると思います。
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