山暮らしを始めた、最初の夏の庭。
まだいろいろと手が回らなくて、大した庭でもなかったんですが、
ミヤマカラスアゲハ
が、数えきれないほど飛んできて、それはもう、夢のような光景でした。
それ以来、庭造りにせっせといそしんできたんですが、いつも、蝶が飛んできてくれるよう、薬に頼らずに頑張ってきました。
しかし、住み初めて3年くらいしたころから、荒れ地だった近くの畑で、キャベツ生産が再開され、蝶の数もめっきり少なくなりました。
今年は、梅雨の影響で、キャベツ畑にまだ消毒をしていないようで、たくさんの蝶が飛んできてくれました。
ミヤマカラスアゲハ
ベルガモット(モナルダ)にとまるミヤマカラスアゲハ。
コオニユリにとまるミヤマカラスアゲハ。
ミヤマカラスアゲハの食草は、キハダ、カラスザンショウ。どちらの木も、周辺に自生しています。
初めて撮影成功!国蝶オオムラサキ
シェードガーデンの柏葉アジサイの葉っぱに、体長10㎝くらいのオオムラサキが!
ひときわ高く飛び、とても素早い蝶です。
シャッターを押したら、飛び立つところでした。
そして、番犬君のジーニーのウ〇チにとまりました。
ありがとう、ジーニー。ここにウ〇チをしてくれて。
この国蝶オオムラサキの食草は、エノキ、エゾエノキ。
エノキはこの辺りにはありませんので、どこかにエゾエノキが自生しているのかもしれません。
近くのヤブガラシにとまった個体。
こちらはちょっと小さく、約6センチくらい。
<追記>こちらは【コムラサキ】でした。
オオムラサキは、山梨県の長坂町が有名ですが、意外とこの辺りにもたくさんいるようです。
メスグロヒョウモン
ブッドレアは、バタフライガーデンには欠かせない花木ですね。
ミドリヒョウモンがブッドレアに10匹以上。
アサマイチモンジは、4匹。
もっと暑くなれば、もっといろんな蝶がこのレストランにやって来るでしょう。
【追記】
読者様からのコメントで、この蝶は
メスグロヒョウモン
の、オスとメスではないか?との指摘を受けました。
ヒョウモン蝶の食草は、タチツボスミレ。庭にたくさん自生してます。
モンシロチョウは言わずもがな、キャベツ畑の天敵です。でも、モンシロチョウが来ない年は、ほかの蝶もあんまり来ません。
うちには、たくさん来てほしい蝶です。
アサマイチモンジの食草は、スイカズラ。このつる性の植物も、裏山のコシアブラの木に絡みついてます。
スジボソヤマキチョウ
これも、アジサイアナベルの葉っぱにとまった
スジボソヤマキチョウ。
食草は、クロツバラ、
って、どんな植物なんでしょう。きっと生えてるんでしょうね。
ジャノメチョウ・セセリチョウ
ルドベキアにとまる
ジャノメチョウとセセリチョウ。セセリチョウの向こうには、わかりづらいけど
スジボソヤマキチョウとモンシロチョウ。
やっぱり、黄色い花は目立つので、蝶もたくさん集まってきますね。
シジミチョウ
ヨモギとヒメジオンの草むらに、シジミチョウがたくさんとまっています。
アサマシジミでしょうか。
でも、ゴメンね。
ここは私が草刈しなければならない場所なんです。
このチョウは名前がわかりませんねー。
体長は、約8㎝と中型で、ひらひらと飛んできました。ピンボケしてないのにボケて見えます。
まだ写真はないけど、見かけるチョウたち
- アサギマダラ
長距離を飛んでくることで有名です。なかなかとまってくれません。 - ナミアゲハ
アゲハが繁殖するよう、サンショウの木を植えてあります。 - ウスバシロチョウ
- ギフチョウ
- キベリタテハ
- ルリタテハ
また、写真が撮れたら記事にしたいと思います。
とにかく、たくさんの花が、季節ごとに絶えないようにすれば、蝶はたくさん飛んできてくれます。とくに、
- ブッドレア
- クガイソウ
- アザミ類
- ルドベキア
- フジバカマ
など、特にチョウが好きな花がありますので、たくさん植えています。もちろん、薬はなるべく使わないようにしています。
八ヶ岳周辺には、貴重な蝶がたくさん住んでいます。
たまに、大きな捕虫網を持った、蝶マニアの人たちが捕まえに来ています。
乱獲するより、写真に収めるほうが大変ですし、楽しいですよ。
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コメント
https://hayasaru.com/wp-content/uploads/2020/08/DSC_1625-2048×1536.jpg
https://hayasaru.com/wp-content/uploads/2020/08/DSC_1622-1536×1152.jpg
↑黒っぽい蝶はアサマイチモンジではなくメスグロヒョウモンの♀だと思います。
コメントありがとうございます。
確かに調べてみると、そう見えますね。
もしかして、オスとメスで来ていたのかもしれません。
ヒョウモン類は、難しいんですね!