伐採現場に、どうしてもじゃまな
根っこ
があって、これを伐らないとほかの伐採にどうしても必要な
ユニック車
がはいれません。
だれも伐りたがらないこの根っこを、私が切る羽目になってしまいました(;´Д`)
古いソーチェーンの出番です
今回伐る根っこは、この白樺の根っこです。
先に、スチールMS261MCで、上物は伐採してあります。
直径約40㎝でしたが、根っこの方はもっと太くなっています。
わたしが、この時のために古いソーチェーンを持っていたことから、切る羽目になってしまったんです。
植木の仕事で、根巻きの際に使う
根切りチェンソー
というものがあります。
ダイアモンドのチップ付きソーチェーンが付いてい植木の周りの土を切っていき、その後、まわりを掘り上げて、コモなどで根巻きをするためのチェンソーです。
今回は、そんなんではなく、相棒のスチールMS261MCを使わなくてはなりません。
30分かかってようやく切れましたが、心が折れました
古いソーチェーンとはいえ、一応目立てしてありましたので、切り始めはサクサク入っていきます。
しかし、一本目の根張りを通過後、急に切れなくなってきました。
土を切っているのです。
わかってはいるんですが、
無理やり(笑)
切っていくしかありません。
ソーチェーンは、捨てようか悩んでいたくらいのものなので、惜しくはないんです。
根切りチェンソーでもそうなんですが、つらいのは、
バーがすり減っていく
ことなんです。
間に土が入り込み、みるみるチェーンが緩くなっていくんです。
まっすぐなんて切れないよ!無理やりむしり取りました
目立てもくそもありませんので、まっすぐになんて切れません。
いろんな方向から、切り刻んでいって、最後は重機で
無理やりむしり取り(笑)
完了となりました。
ほらね、切り口曲がってるし、土で真っ黒。
こいつめ~、股間に白樺の棒を刺してやる~。
終了後、チェンソーを現場で徹底洗浄
ちなみに、上物の白樺、芯が腐っていました。
寿命の長くない、白樺の木。直径30センチを超えたら、要注意です。
とはいえ、根っこを伐ることは、予定していたことでしたので、パーツクリーナを持参。
終了後、チェンソーを分解して、徹底洗浄します。
その後、新しいソーチェーンに替えておきます。
パーツクリーナ(略してパークリ)は、安いですし、チェンオイルの補給口が汚れている場合なども簡単にキレイになりますので、いつも持ち歩いています。オイル補給の際、ゴミが入りづらくなります。
駐車場にユニック車がはいれました
この駐車場、ユニック(クレーン)のついた4トントラックは、ホイールベースが長く、内輪差があって入れなかったんです。
後輪のところに、根っこがありました。
根っこの周りに、土のうと鉄板を敷いて、根っこを踏んづけてユニック車がはいれました。
あの奥の、これまた結構太くて家の横にかぶさっている、クリの木を伐採しなければならないんです。
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