普段の伐採作業に、長年
スチールMS261CM(以下スチール)
を使っていましたが、後継機種として
ハスクバーナ550XP-MarkⅡ(以下ハスク)
を新調しましたので、比較レビューしてみます。
あくまでも私個人の主観の入った(笑)レビューです。
主要なスペックは、それぞれのホームページをチェックしてください。
どちらも50ccのフラッグシップモデル、甲乙つけがたいチェンソーですが、どちらにしようか悩んでいる人の参考になれば幸いです。
結局好みの問題です(笑)
だいぶくたびれてきたスチールですが、まだまだ元気です。
こと、
木を伐る
という作業に関して、どちらのチェンソーも甲乙はつけがたいです。
午後から、ハスクを出動。
同じ感覚で切ってみると、少し右側に倒れていく。
長年染みついた、スチールの癖はなかなか抜けません(笑)
ガンマークをならべてみても、ほぼ同じ方向を向いているので、ハンドルバーの微妙な曲がり具合の違いかと思われます。
付属工具、スチールの方がしっかりしています
チェンソーを購入すると付いてくる、付属の工具。
ハスクは、チャチいです(笑)
特に、コンビレンチには品質の違いが顕著です。
上がハスク、下がスチール。
ロゴまで入って、いかにも、ドイツのメーカーという感じです。
カッティングシステム
ハスクのバー、X-Force。
以前はツムラのOEMが多かったんですが、ハスク独自に、バーを開発(したらしい)。
0.325ピッチの1.5㎜ゲージ。
ついていたソーチェーンはH25で、割とどこでも売っている、オレゴン製(21BP)と兌換性あり。
スチールのバー。
ピッチは0.325で一緒ですが、ゲージが1.6mmと、ちょっと厚いんですね。
ソーチェーンもスチール製で、スチールショップとかに買いに行かなくてはならず、
ちょっとめんどくさいかも。
ネットで買おう。
燃料とオイルキャップ
燃料タンクは、両方とも外からある程度残量がわかります。
スチールは、タンクのキャップが独特で、ワンタッチ。
たまにちゃんとはまってなくて、チェンソーパンツがビタビタになることも。
一方、ハスクはねじ込み式。
オイルのタンクも一緒です。
スチールのあのでっぱりのところにおがくずがたまりやすく、そのまま開けるとタンクの中にゴミが入りやすいですね。
ここは、ハスクの方が好きです(^^♪
ハスクはすぐ倒れる(笑)
全体的に、ハスクの方が丸みを帯びたデザイン。
そのせいか、エンジンをかけたまま地面に置いておくと、倒れている確率が高いです。
ちょっと、やだな。
スチールは、ずっといい子にいます。
裏側を見たついでに、オイルの吐出量の調節。
ハスクはハイとローの2段階で調節。
付属のコンビレンチで調節できます。
スチールは、無段階に調節可能。
コンビレンチが入らなくて、付属の小さなマイナスドライバーで調節。
まあ、そんなにひんぱんに調節はしないとは思います。
ハンドルバーは、スチールの方がちょっと太く、私は握りやすいと感じます。
側面から見たところ。
ハスクの方がメカメカしい(笑)
スチールは、おとなしいデザイン。
どちらのチェンカバーも、ナットが外れないようになっています。
もう、予備のナットを持ち歩かなくてもいいんですよ。
エンジン部分
エアクリーナーなどをメンテする際には、ハスクもスチールも、コンビレンチでカバーをあけます。
ハスクはテコゲンでこじ開けます。
スチールはネジを半周回します。
どちらも、しっかりとしたエアクリーナーが付いています。
スチールのシリンダーヘッド部にはデコンプが付いていて、そこからのオイル漏れが気になりますね。
私はデコンプを滅多に使いませんでしたので、無くてもいいです。
2つ一緒にドッキング♡
チェンソーを2つ一緒にこうやって片付ける人も多いと思います。
こうしておくと、車の運搬でも転びませんよね。
ハスクは、ハンドルバーの横のスキマが狭く、ドッキング不可(笑)
軽トラで運搬するとき、ちょっと何かで固定しないと転んじゃう。
まあるいから転びやすいの♪
どっちの音がお好き?【騒音注意】
一般の人には、ただの騒音となります。この騒音が好きな変態さんも世の中にはいるんです。
作業中はイヤーマフをしますが、それでもけっこう重要かと・・
お好きな方だけ、お聞きください♡
スチールの騒音
ハスクの騒音
わたしは、ハスクが好き♡
まとめ、やっぱり最後はお好みで♡
長年使った、スチールのMS261CM。
浮気して、ゴメン。
いいマシンだったと思います。
一度、スターターロープの中のクラッチが壊れただけです。
一方のハスクバーナ、550XP-Markの下位機種、545を薪づくりにずっと使っています。
こちらも今のところトラブルなし。
結局、好みで選ぶとは思いますが、購入する前に、使っている人に持たせてもらうなり、伐らせてもらうのがいちばんいいと思います。
もしまわりに、私のような
変態チェンソーマン
がいない方の参考になれば幸いです(笑)。
こちらもおすすめ>>ハスクバーナ560XPに24インチ(60センチ)バーを付けて大径木を切る
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