ナラの薪を割っています。
なんとか、梅雨前にひと段落付きそうです。
ナラの玉切りに、
ゴムタケ
の幼菌ができ始めていました。
ものの本によると、食べられるきのこだそうです。
キノコの原木にも発生しやすい
コナラの細いところを利用して、シイタケの原木も作っています。
参考記事>>薪の原木を利用してキノコの栽培を始める 雑木の有効利用【その0】
順調に
ホダ化
しているのが、木口に白く
菌糸紋
として見えています。
しかし、コナラの樹皮の上には、黒い
ゴムタケ
も、発生してしまっています。シイタケの原木の代表的な害菌です。
原木が、加湿の状態になると発生しやすいきのこです。
シイタケの発生にはあまり影響がないようなので、放ってありますが、ゴムタケが大きくなり、成熟してくると、原木は
黒く汚れた
状態になってしまうんです。
キクラゲみたいでおいしそう・・
きのうのお昼に食べた、野菜炒めラーメン。
おいしかったな~。
特に、野菜炒めに入っていた
キクラゲ
が、大好きなんです。
ゴムタケも、一見すると、キクラゲに似ています。
ぷにぷにした感触も似ています。
大量に発生しますので、
もしかして、お宝を見つけちゃったかも♪
と、うきうきしながら収穫。
これだけあれば、今夜の分は十分。
おいしかったら、まだまだ発生しそうです♪
皮をむき、ゆでて酢の物に・・
ものの本によると、ゴムタケは外側の皮をむき、ゆでて酢の物などで食べるそうです。
でも、皮が非常にむきづらい。
ジコボウ(ハナイグチ)も、皮をむく人もいるけど私はむきません。
そのまま、鍋に投入!
すぐに、ゆで汁が黒くなり、食欲がそがれます。
サケツバタケをゆでると、こんな色になりますね。
ゆであがったので、まずはなにもつけずにいただきます。
ん?遠くでスッパイ。
まるで、マスタケのような遠くでの酸っぱさ(マスタケは最近は毒キノコの扱い)。
だから、酢の物にするのか。
醤油をかけていただくも、皮がじゃりじゃりしておいしくない。
これ以上、調味料を投入しても、じゃりじゃり感はなくならない。
手間をかけて、皮をむいてまで食べる価値を感じませんでした。
わざわざ食べるほどの美味しさではなかった
調理を担当してくれた、うちのカミさんは、わたしと結婚するまで、
きのこが大っ嫌い
な人でした。
妻は祖母に育てられたんですが、このばあちゃんは山暮らしの達人のような人でした。
この達人が、ある日、
毒キノコ
にあたって、3日間の悶絶。それを見ていた幼なき日の妻は、キノコが大嫌いになったのです。
もちろん、今回のゴムタケに、箸をつけることはありませんでした(笑)
家族の、だれ一人、食べようとはしなかったのです。
何はともあれ、ゴムタケが繁殖して、薪を汚す梅雨前に、すべての玉切りを割り終えることができてよかったです。
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