伐採作業で、切り倒した丸太を玉切りする際に、長さをはかる必要があります。そのために、
ロガーテープ
という、専用のメジャーがあります。
先日、ハスクバーナのロガーテープを使ってみましたのでレビューします。
山の中を行ったり来たりしたくないよ
ハスクバーナのロガーテープは、伐採仕事の相棒
Gさん(69歳)
のものです。
最近めっきり、足腰が弱ってきておりまして、山の斜面を何度も行ったり来たりは
ごしたい(方言で、つかれる~の意味)
んです。
ハスクバーナのロガーテープは、最大で15メートルまで測れます。
元玉を4.2メートルに測り、チェンソーでしるしをつけます。
3玉で12.6メートルまで測れ、そこでいったん切り離します。
根元にロガーテープの針を差し込み、自分が歩いていくことでメジャーが伸びていきます。
強く引っ張ると、針が外れて戻ってくるんです。
根元の針に工夫があります
根元の針に工夫がありまして、写真が伸びた状態。
測るときはバネになっている根元を折り曲げて、丸太に差し込みます。
ここが、強く引っ張るとまっすぐに戻りますので、外れるのです。
横着して、針を曲げるときに片手でやると、けっこうな勢いで先端が曲がってきて
指に刺さって負傷(笑)
する確率が高いので、両手でそっと折り曲げます。
私がロガーテープを使わない理由
いいことばかりありそうなロガーテープですが、普段は私は使っていません。
理由は以下になります。
- 伐採作業で普段高いところに登ることが多く、邪魔。
地上で玉切りする人が使うのです。 - 高価である。
普段はちょっと改造したしたコンベックスで測っています。 - 50㎝以下が測れない。
参考記事>>ロガーテープが欲しいけど高いから普通のスケールを改造して使う
50㎝以下は測れません
普段使っている薪のサイズが40㎝なんですが、ロガーテープが測れるのは50㎝以上となっています。
写真の下がロガーテープで、左側の黒い部分には、目盛りがありません。
ちなみに、タジマのコンベックスとならべてみると、ロガーテープの方が何ミリか長く測れるようです(これは針の差し方によって変わります)。
もっとも、最近は薪の玉切りには、馬鹿でも測れると建設現場で多用される、
通称、バカボー
で測っています(笑)
現在、ロガーテープの価格は、ハスクバーナが一番高価です。
次に高い、スチールのも、カッコいいです。
スチールのと構造がそっくしなオレゴン製がいちばんリーズナブル。
しかも、15メートルと20メートルが選べます。
こちらもおすすめ>>伐採する樹木【カラマツ】の高さの測り方
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