前回の記事では、高枝切りばさみでの剪定について紹介しました。
前回の記事>>高い枝を剪定する ムサシキャッチ君Jrで楽々カット
このキャッチ君Jrにも、のこぎりが付けられるんですが、あくまでも剪定できない、ちょっと太い枝を切るだけのものですので、5センチ以上の枝を切るのは大変です。
ノコギリも薄くて、フニャフニャしてます。
特殊伐採は大変ですので
高い位置の枝を払うのに、いちいち木登りして枝を払うのは大変ですし、危険です。
参考記事>>ハスクバーナゼノア GZ360EZで特殊伐採
こんな、わけのわからない道具をジャラジャラとぶら下げて、怪我でもしたらどうするんですか?
もっと簡単にやりましょう。
シルキーはやうちで安全に枝払い
こちらがシルキーはやうち。
3段と4段です。
3段が4.9メートル。4段は6.3メートルまで伸びます。
これに、持っている人間の高さがプラスされますので、1.5メートルはプラスされます。
するともう、地上から8メートル近くの枝まで切ることができます。
刃はこんな感じ。シルキーシリーズは、替え刃がどこでも売っていますね。
湾曲したのこぎりで、上と下に鎌のような刃がついています。
この鎌で、最初と最後はガツンと切れ目を入れるんです。
でも、枝が落ちてくるので注意!
シルキーはやうちの刃は非常にしっかりしていますので、頑張れば15㎝くらいの枝まで切ることができます。
ただ、太い枝は、それなりに重量がありますので、8メートルも上から落ちてくるのは危険です。
ヘルメットは必需品です。
のこくずが上から降ってきますので、ゴーグルもあった方がいいです。
また、あまり長い枝を切ると、地上でバネのようにはねかえって、あらぬ方向に枝が飛んでいきますので、まわりの安全も確認が必要です。
さらに、枝が落ちる寸前に、切り口がふさがってきますので、のこぎりの刃がはさまると、厄介です。
よく見極めて、はさまらないようにしましょう。
大変ですが、2回に分けて切った方がいいかもしれません。
いずれにしても、最後はむしれるように切れますので、切り口はあまりキレイになりません。
ですので、庭木に使う場合は少し先で1回切って、根元をもう一回切った方が比較的キレイに切れます。
最初に鎌の部分で、下からガツンとくれてやりましょう。
これも一日中は無理かも
ムサシキャッチ君も、シルキーはやうちも、長いですので、一日中作業するのは大変ですね。
上ばっかり見てると、首も痛くなってきます。
でも、一日中木に登っているよりは楽ですし、危険も少ないんです。
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