先週の伐採作業で、チェンソーを持ったまま、丸太の上で転んでしまい、涙が出るほど痛い思いをしました。
大けがをしなくて良かったです。
被害はわたしのケガのみでなく、身代わりとして、
- チェンソーのハンドルが曲がった
- 腕時計のバンドが壊れた
- 心が折れた
- 妻に怒られた
でも、新しい時計Gショックを買ってくれた。愛してるよ♡
壊れたものは、修理もできますが、ケガをしてしまうと、薪ストーブが焚けなくなってしまいます。
3年使った、マジカルフォレスターのスパイクが抜けてました
伐採作業には、マルゴの
マジカルフォレスター#005
を使っています。
私は、毎日伐採作業しているわけではありません。マジカルフォレスターは、山の中以外、たとえば車の運転、コンビニでお買い物などでは
非常に使いづらい
作業靴ですので、伐採するときのみ履き替えています。
この靴に履き替え、チェンソーチャップス、防振手袋、ヘルメットを着用して作業に臨んでいます。
ですので、3年間も使っていたんですが、かかとの辺りのスパイクが、ほとんど抜けてしまっていました。
参考記事>>チェンソーの安全装備 チャップス・防振手袋・安全靴編
>>チェンソーの安全装備 ヘルメット編 スチールアドバンスとトーヨーアンボプロテクターの比較
そもそも丸太の上を歩いちゃダメ!
アカマツの伐採現場。
丸太が重なり合ってますねー。
ここを通過したい場合、一番の早道は丸太の上ですもん。思わず歩いてしまうんです。
そもそも、こんな状態になってしまっている時点で
アウツ!
です。でも、伐採作業は、なかなか予定通りいかないんですよね。
こちらは枯れたアカマツ。
アカマツの丸太の上は、非常に滑りやすいです。
マジカルフォレスター、3年目の状態
奥側が3年使ったマジカルフォレスター。
スパイクのピンが抜けた以外、まだまだ作業靴としては使えそうです。
当初、ファスナーがすぐに壊れてしまうんじゃないかと心配しましたが、ここが壊れることはありませんでした。
さすがに防水性能は落ちてきていて、雨の日には水がしみ込んできますが、靴としては丈夫な方なんじゃないかと思います。
このつま先に、樹脂製のガードが内蔵されています。
私は、鋼鉄製のガードが入った普通の安全靴は、つま先の形が合わなくて、足の指が痛くなるんですが、マジカルフォレスターのガードは幅が広くて、痛くならないのが履き続けている理由です。
なにより、重量も軽く、山を歩きやすいんです。
あんまり歩きやすいんで、調子に乗って、丸太の上も歩いてしまうんです。
ウッジョブ【神去なあなあ日常】の主人公も履いてたよ
あたらしいマジカルフォレスターに、防水スプレーを吹いておきます。
やらないよりは、やったほうがいいと思いまして。
三浦しをん原作、染谷翔太・伊藤英明・長澤まさみ・優香などが出演している、異色の林業映画、
ウッジョブ【神去なあなあ日常】
は、林業に携わる私には、腹が痛くなるほど笑える、面白い映画でしたが、染谷翔太演じる主人公が、林業の現場で、この
マジカルフォレスター
を履いています。
やっぱり新しいスパイクが効きますねー
まずは、靴ひもでしっかり縛って、
ベルクロテープでとめるので、不用意にひもがほどけることがありません。
そして、脱ぐときはファスナーをあければ簡単です。
一度、ひもを結んでおけば、ほとんど結びなおすことはありません。
冒頭の作業靴。長靴やタビは、冬は寒いんですが、マジカルフォレスターは保温性がよく、厚手の靴下をはくと、雪の中でも足が冷たくなりにくいです。
丈は少し短くて、チェンソーのおがくずが入ってきやすいんですが、チェンソーの防護ズボン、チャップスをつければ、ほとんど入ってきません。
参考記事>>ハスクバーナのチェンソーチャップス【ファンクショナル】を新調
やっぱり、スパイクが抜けてしまうところに、体重がかなりかかっていたんでしょう。
あたらしいマジカルフォレスターは、枯れたアカマツの上を歩いても、すべる気がしません。
って、危ないんだってば!
雪が積もった、クマザサの上も、滑りません。
スパイクシューズあるある、落ち葉がたくさんくっついてきます。
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