高山植物などを、高山と似た状態で育てる庭を、
ロックガーデン
といいます。
わたしは、高山植物も好きなので、玄関の横にちいさなロックガーデンを作って、
和モダン
を目指しています。
春になったので、小布施町をまねて金魚も外に出したよ
クリで有名な、長野県の
小布施町
は、街中がオープンガーデンになっていて、庭好きなら一度は訪れたい街です。
歴史ある街並みの伝統的な庭から、新しい家屋の洋風ガーデンまで、街中の人が植物を愛していて、人のうちの庭をみんなが歩いて見学しています(もちろん、入れないところもあります)。
そんな小布施町のちょっとした水路には、金魚が泳いでいて、とても楽しげでした。
私も、金魚が飼ってみたくなり、玄関のロックガーデンの横に、石でできた水鉢をおいて、スイレンを入れて、金魚を入れてみました。
でも、信州の高冷地の冬には、あらゆるものが凍り付きますので、石の鉢でも凍ってしまえば、簡単に割れてしまいます。
そこで、冬の間は水を抜いて、金魚はウチの中の水槽で飼っています。もちろん、金魚も凍らないようにです。
冬の間はスイレンの為に少しの水を入れ、ふたをして黒曜石で重しをしています。
黒曜石は八ヶ岳には結構あって、ちかくの縄文の遺跡、
尖石考古館
に、たくさんの石器が展示されています。
また、八島湿原の下の辺りや下諏訪町の和田峠辺りにもたくさんあって、重しにしている黒曜石は、ここで地拵えの仕事をした折に拾ってきました。
JRちの駅に展示されている黒曜石は、実はうちのカミさんのじいちゃんが寄付した黒曜石なんです。
ちなみに、去年はスイレンは咲きませんでした。寒すぎるのかな。
こぶし咲く♪はるです
クリスマスローズなんて、とっくに咲き終わって、皆さんは興味がなくなるころ、やっと咲き始めます。
正確には、こちらはレンテンローズですね。ヘレボルス・オリエンタリス。
水仙も、群生させて、春の明るさを演出。
わが師匠のターシャーテューダーも、日本の水仙が大好きでした。
ギョウジャニンニクと水仙が近くに一緒に出てきてしまいました。
水仙は、有毒ですので、山菜と間違えて食べてはいけません。
こぶしの花も、桜も、少し山を下りると咲いて来ましたが、我が家はまだです。
キラットストーンをロックガーデンに敷く
ロックガーデンには、山砂を使っているんですが、だんだんと土っぽくなってきたので、新しく砂を入れることにしました。
少し粒の大きな砂を
ジャミ砂
などといいますが、白いジャミがホームセンターで売っていました。
昭光物産のキラットストーン
という商品で、以前かなり大量に仕入れて、お客さんの庭に敷いたことがありました。
とても美しい砂でしたので、今回購入してみました。
売り物は、私が前回購入してからの残り物らしく、かれこれ5年は売れ残っている9袋のみしかありませんでした。
カートに積んでいると、袋が破けてしまったのです。
店員さんに、このことを伝えると、
「全部半額でいいよ」
とのこと。綿半ホームセンター富士見店の店員さん、ありがとうございました。
芽吹く前にキレイになりました
ロックガーデンにこの時期にみられる植物は、
- イワヒバ
冬の間はすっとしぼんでいて、暖かくなると
トレハロース
のちからで開いてくる、シダの仲間。 - ハイマツ
登山道整備の折にやむを得ず枝をはらったものを挿し木で復活させたもの。 - トクサ
放置すると増えすぎますので、プラスチックの鉢に植えたまま地面に植えました。
植える際は要注意。
くらいしかありませんが、今回、
- イワカガミ
- アサギリソウ
などを植えこみましたので、
輝きの季節
が、楽しみなんです。
イワカガミは、八ヶ岳の開山祭に合わせて行っている登山道整備の時に、その花をよく見かけます。
葉っぱに光沢があって、これを鏡にみたてた名前です。
写真にはコケモモも写っていますが、まだつぼみですね。
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